はっぴょう会まで vol.1 「NGワード」

音大の受験準備中



いくつかの大学の受験科目に小論文があったので



過去問題を取り寄せ、そこに載っていた色々なテーマで何度も何度も書く練習をしました。



そして書いた小論文を大学の先生や出版社に勤める知人に添削してもらい、また何度も何度も書き直しました。



小学生の頃から作文が好きだったので、練習の合間に小論文を書くことも苦ではありませんでした。













そのなかで一つ「NGワード」があったのです。



小論文で使ってはいけない「NGワード」です。













大人になって、ピアノを教え、発表会を企画する立場になると、ふと思い出すこの「NGワード」













それは

















「仕上げる」 です。

















ぇ?



「仕上げる」ダメなの?



だって、仕上げなきゃダメじゃないの?



本番でしょ?自分が演奏するんでしょ?



意地でも「仕上げる」よね?

















高校生の私は ?????















ままま、ようするに、芸術に完成は無い、ゆえに「仕上げる」ことは不可能だと、そういうことなんです。











本番は







何があっても止まっちゃいけないんです。



あちこちミスタッチしちゃいけないんです。





そのために、しっかり暗譜して、何時間も練習するんですけど













これは楽器を勉強してる人にとって当然のこと











で…



んん…



だから















「仕上げる」って何だろ?













ミスなく弾くこと、ではない気がする



けど、



それなら「仕上げる」って何なの?















その先にはもっともっと表現しなければいけないことがあって、それを楽譜から読み取って演奏テクニックに置き換えたり、文献を調べて作曲家や時代背景の理解を深めたり、道は続く、芸術に完成は無い、ということなのね。









(ふむふむ)高校生の私、納得













大人になってから、私が本番のあとに落ち込んでいるとソプラノのおねえさまが



「絵を描く人は何度も描き直せるの、何度もやり直せるの。だから死ぬまで苦しむのよ。」



「私たちは一度限り。音は空気のなかに消えるから。その瞬間に人の心を動かせるかどうかね。」









ゾーっとしましたね…ほんとだ…それはそれは…まさに「仕上げる」って言葉はどうやってもあてはまらない…ゾゾゾーっ

























なーのーに



今日も



「あのね、はっぴょう会は来週なの、仕上げるつもりでこのレッスンに来てほしいの、はい、もう1回どうぞ」



はっぴょう会まえなのにのん気につっかえつっかえ弾いてるんじゃなーい!!



気合いで仕上げるんじゃー!!







だから



芸術に完成は…







んなこと言ってる場合かー!!



つまらないとこでミスタッチするなー!!



暗譜が不安だからでしょ?



それならしこたま弾くしかないでしょ?



他に何があるのよ?



頑張って練習してー!!























友だちからもらったタピオカを茹でました♡

おいしかった♡また食べたいな♡


ピアノのせんせいダイアリー

ピアノのせんせいのまいにち。 せんせい1人。生徒60人。

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